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【毒の根源】 黄泉比良坂で聞いた毒の声― 宇宙創造の前夜、絶望が光に変わる瞬間 ―

ありえない出生と、この魂の使命について


このブログは、私自身を救うために書いています。
50本書き終えた先に、きっと見えてくる世界がある──
それだけを信じて、ここまで来ました。

今回の38本目は、その流れの中でもとびきり深く、鋭く、私自身の核心に触れる一撃になるはずです。

語ろうと思うのは、「毒の根源」。
まだ言葉にしきれないほどの、魂の底に渦巻く絶望の記憶です。


◆ 生まれる前から、もうすでに始まっていた

人は仏教で語られるような幾多の地獄をくぐり抜け、ようやく人生にたどり着きます。
精子と卵子が出会うまでの過酷な競争。
出会ってからの奇跡の着床。
その後、胎内で母との日々を共にし、父の声、周囲の声を聴く。
まだ生まれていなくても、確かに「外の世界の会話」を私たちは感じ取っているのです。

祝福か、罵倒か。
その空気が、生まれてくる子どもの「生命の音色」に影響を与える──
私はそう確信しています。


◆ 私の出生は、ありえなかった

自分がどうやって生まれてきたのか。
正直、私はずっと違和感を持っています。
人間として生まれたというより、「ありえない何か」がこの時代に降り立ったという感覚が拭えないのです。

生まれる前に聞いていた言葉は、現代のものではなく、未来の言語のようでした。
気づけば私は、どうしてもこの時代に来るしかなかった存在として、ここにいます。

それを証明する手段はありません。
けれど「この世界の見え方」が、明らかに普通ではない。

私は数千年先の風景を、地球の外の記憶を、そして誰も語らない根源の痛みを、今この身で知っています。
それは、祝福とは程遠い出生を裏づける感覚です。


◆ 毒の声──それは永遠に耳を蝕む

この「毒の声」シリーズで何度か語ってきましたが、
人間としてのスキルが不足していると痛感しながらも、私はこの使命に向き合っています。

前世や守護神の話は、もはや“浅い話”に思えてしまう。
もっと根源的な“この宇宙が始まるときの毒”に、私は耳を澄ませています。

あの毒の声を、もう二度と聞きたくない。
けれど、その声と向き合わなければ、私の再生はないのです。


◆ 私がなぜ、この世界に来たのか

このブログは、「毒を光に還す」ために始めました。
でも今は、それ以前に──

「私がどうしてここにいるのか」
「この時代に生まれてしまった理由は何か」

それを問う旅になっています。

他人の毒を癒す前に、自分の根源にある毒を見つめなければならない。
それが、38本目にしてようやく言葉になったのです。


この文章は、あなたに何かを伝えたいというより、
“ようやく私はここまで来た”という確認に近いのかもしれません。

それでも、ここまで読んでくれたあなたがいるのなら──
あなたもまた、何かしらの「異質さ」や「根源的な問い」を抱えているのかもしれません。

このシリーズは続きます。
私自身の毒を光に還す、その道のりの先に、
誰かの再生が重なる日がくると信じて。

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