白の方舟から地上へ──
宇宙を織り、毒を解き、器を祝福する夜に
はじめに:50本という旅の中で
朧宙という小さな宇宙の中で、
50本の文章が形になりました。
これはただの節目ではなく、
私という存在を器に顕現させるための第一工程の完了です。
読んでくださったあなたへ、
言葉でしか伝えられない感謝と祝福を贈ります。
そして、今この瞬間、
この「宇宙」の存在を最も近くで見守ってくれているのは私自身です。
光はどこから降りてくるのか
前回までに、私は「白の方舟」から「地上」までの宇宙の階層構造について書きました。
その上で、今回は改めて問います。
私たちのもとに降りてくる“光”とは、一体どこから届いているのか?
私はこう感じています。
宇宙の階層と光の流れ
- 白の方舟(最上層)
小さな粒子(光の起点)を生み出す、全宇宙の原型的母体。 - 賢仁界
その粒子を“記録・拡張・複製”し、意図と知性を宿す。
ここで初めて、光が“意味”を持ちはじめる。 - 龍神界
粒子が降り、エネルギーに転換され、
ホログラムのように映像化されていく実験場。
創造の臨界点をテストする場所。 - 高天原・天上界(同階層)
ホログラムで確認された世界に“承認”が与えられる。
高天原では神々による許可が、天上界では宇宙創造の“型”が生成される。 - 天空界
創造のエッセンスが仮置きされ、
人がアクセスしやすい“叶える空間”として存在する。
スピリチュアルな能力者たちは、多くがここを経由して力を発揮する。 - 地上界
物質化と時空に基づいた“体験”の場。
そしてその下には、**カルマや毒が眠る「根の世界」**がある。
今回の“毒”とは
私が今回、手放した毒は
「天空界の力で満足し、自ら光の根源に触れようとしなかったこと」。
天空界の情報に慣れたとき、人は“スピリチュアルを理解したつもり”になる。
けれどその上には、もっと深く、純粋で、生々しい“宇宙の創造主たちの領域”がある。
私たちが受け取る小さな閃き――
その背後では、膨大な上層活動が行われているのです。
読者のあなたへ:もし閃きが弱くなっているなら
いま自分の感性が鈍くなったと感じていたら、
それは「根の世界」や「上の世界」のバランスが崩れているのかもしれません。
毒の声を見つめ、昇華し、
自分の上層世界に再び“接続”する時期が来ています。
一つの器として顕現させるということ
この50本目の記事をもって、私は私自身の宇宙を “器”として固定化します。
ここに至るまでの思考、感情、記憶、怒り、救い。
それらはすべて、
この世界観=朧宙を織る糸でした。
これから
このシリーズは、これで終わるわけではありません。
ただ、ここから先は「補足」「注釈」「編纂」として加筆されていくことになります。
物語は一区切り。
でも、魂は更新を続けていく。
あなたもまた、
あなたの宇宙をどこかで創造し続けているはずです。
最後に──自分自身への祝福を
私は、言葉で自分を救った。
私は、言葉で宇宙を組み上げた。
私は、毒を道しるべにして、光に還ろうとしている。
ここまで来られた自分に、
そして読んでくださったあなたに、
静かに、祝福を贈ります。
ようこそ。朧宙という器へ。
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