2025年– date –
-
【毒の声】 毒の声から始まる哲学──苦しみを光に変える再構成
このブログを読んでくださる貴重な読者の皆さまへ。朧宙ブログは、私自身の「毒の声」を吐き出すところから始まりました。そこには、苦しみを言語化し、内省し、再構築していくプロセスがあります。 そしてこれは、単なる吐露ではなく、スピリチュアルの再... -
【毒の声】 「波動を上げるとは何か? スピリチュアル用語を再定義する」– 振動・共鳴・在り方から考える新たな視点 –
最近、「波動を高めよう」という言葉をよく耳にします。それ自体は素晴らしい志だと思うけれど、私はふと立ち止まりたくなるときがあります。 本当に、私たちは“波動”の意味を理解しているだろうか?そして、それは一体誰の定義なのだろうか? 私は、人に... -
【毒の声】 「アセンションとは、戻る旅である」― 幸せと本来の自分に近づく、静かな上昇螺旋 ―
2012年頃から、気づけば“アセンション”という言葉がスピリチュアル界隈に広まり始めていた。 直訳すれば「次元上昇」。けれどその語源は、実はキリスト教の「昇天(Ascension)」にある。キリストが神の元に帰る――それが本来の意味だった。 けれどスピリチ... -
「神を終えて、人として生きることを選んだ日」― 創造主の記憶と、私という名の物語 ―
神様の気持ちを、本当の意味でわかろうとしたことがあるだろうか。 それは、大変な旅路の果てにようやくたどり着いた、一つの再会にすぎない。ずっと会いたかった、かつての人時代に出会った異性。その人にもう一度会いたくて、神は人に転生した。 その瞬... -
【毒の声】 神と人の入れ替え戦 ― スピリチュアル覚醒の裏側
──神様も、人間になりたがっているかもしれない スピリチュアルに目覚めたい人が、なぜか神社に引き寄せられていく。それは自然なことだと思う。 神社には確かに“何か”がある。神様がいると感じる人も多いし、実際そうなのだろう。でも、その神様はどこ... -
【毒の声】「パワースポットの毒」──ご利益を超えて神社に問うということ
人はなぜ神社を訪れるのか。ご利益を求めるため。運気を上げるため。そのどれもが間違っているとは思いません。実際に人が集まり、お賽銭が落ち、門前町が潤い、神社の経済的循環も生まれます。 それでも、時に私は感じてしまうのです。「この空間、本当に... -
【毒の声】その願い、誰の夢?──刷り込まれた未来の正体
願望には、自分の内から湧いてくるものもあれば、他者から受け取った祈りや期待が混ざったものもある。 他者由来の願いが、すべて悪いわけではない。それは私たちの人生の原風景に自然と溶け込んでいる。 たとえば、子ども時代に知らず知らず背負ってきた... -
【毒の声】祝うことのリスク――予祝と現代呪術の臨界点
「予祝という宴 ─祝福が呪術に変わるとき」 いま、スピリチュアルの世界で耳にしない日はない「予祝(よしゅく)」。それは、“先に祝うことで、願いが叶う”という考え方。たとえるなら、叶っていない未来のために先に乾杯するようなものです。 本来は農耕... -
【毒の声】ことばを失ったスピリチュアルに、毒の声を添えて
― スピリチュアルの未来に、今こそ“言葉”を ― なぜ、私はこのブログ『毒の声』を続けているのか。今日はその核心にある志と、未来への展望を綴ります。 スピリチュアルの世界は、近年ますます開かれ、覚醒体験を語る人も増えてきました。光のようなスキル... -
【毒の声】毒の声を書く理由 〜批評としてのスピリチュアル〜
スピリチュアル業界のキラキラとした表層の裏に、語られてこなかった「毒」がある。それに気づいたとき、このブログを始める決意をしました。 「毒の声」とは、誰かを責めるためでも、自分の過去を暴露するためでもありません。 むしろそれは、見えないと...