2025年– date –
-
【毒の声】 「引き寄せの毒:願いが現実を歪めるとき」〜器と純粋性が導く、本当の願望実現〜
「引き寄せ」という名の呪いから目覚めるために スピリチュアルブームの中で、いつの間にか当たり前のように語られるようになった「引き寄せの法則」。 「願えば叶う」「波動が高ければ現実が変わる」…そのような言葉に励まされ、希望を持った人も多いでし... -
【笑える毒の話】 毒の哲学Ⅴ──悪魔を見送る静かな午後
最近、図書館が心地いい。静かな場所にいると、かつての記憶が「おとぎ話みたいに」浮かび上がる。 ——その記憶の主人公は、初老のルシファーだった。 若かりし頃、彼は人を迷わせる達人だった。口先ひとつで信仰を奪い、愛を疑わせ、希望を反転させた。100... -
【毒の哲学】毒の哲学Ⅳ──白の箱舟から見えた悪の階層
神話の世界には、いくつもの層が存在する。けれど、私たちはその“下の階層”について、あまり語ろうとしてこなかった。 今日はそれを、ひとつの映像として“白の箱舟”から眺めてみる。 まるで、天高い空間に浮かぶ白く静かな場所から、宇宙の記録が床に映し... -
【毒の哲学】鬼が神だった土地の話
邪悪とは、いったいどこの記憶なのだろうか?毒という括りの中にある、悪魔、生霊、悪霊、嫉妬、堕天…その源に、私たちは触れたことがあるのだろうか。 ひとつの仮説として—— それはきっと、宇宙が誕生するより前の話なのだと思う。あるいは、“出来事とし... -
【毒の哲学】毒を語るということは、宇宙の悩みを語ること
宇宙がもし呼吸するなら、その吐息に毒が混じることもあるかもしれない。そんな仮説を前回の投稿で描いた。 では、実際に宇宙の中に「毒」はあるのだろうか?あるとしたら、その毒は誰が生み出したものなのだろう? スピリチュアルの世界では、よく“毒”に... -
【毒の哲学】あなたの毒も、宇宙の呼吸かもしれない
宇宙が創造されるとき、そこには必ず「無(む)」と呼ばれる始まりがある。 何もない。けれど、確かに“それ”はある。 この無とは、過去のすべてが静かに消え去った瞬間か、あるいは、未来がまだ名を持たぬまま息をひそめている場所か。 いずれにしても、世... -
【笑える毒の声】宇宙語で締める夜──神棚を降りた、ちょっと見栄っ張りなスピリチュアル
神棚を降りたあと、私の覚醒は地味になった。見えすぎる世界は少しにじんで、でも代わりに、酒がうまくなった。 スピリチュアル系の宴というのは、なかなかに独特だ。マルシェの後やセッションイベントのあと、自然と居酒屋に流れ込んで始まる“第二ラウン... -
【静かな猛毒】私しか見ていない景色
スピリチュアルな感覚が、少しずつ開き始めていた。 神社に参拝すると、縁ある場所を訪れると、決まって“何かしらのメッセージ”が降りてきていた。それが当たり前のようになっていた頃——。 その日は、15時まで介護の仕事を終え、夕暮れの光が差し込む部屋... -
【静かな猛毒】 誰にも祈られず、私は私を創り直す
神棚に祀られていたような日々があった。 崇められるような扱いのなかで、私はじっと動かずにいた。それは尊敬でも特別でもなく、ただ「動けない」という感覚だった。 誰かの依頼がなければ、私は動き出せない。ツインソウルに会いたいと願っても、それが... -
【静かな猛毒】神棚から降りた日、宇宙を創ると決めた
神棚に祀られたような特別扱いも、誰かの言葉に従いすぎて馬鹿にされる日々も、気づけば、どちらにも嫌気がさしていた。 そんな頃、ある日ふと前世の自分から“メッセージ”を受け取るような感覚が始まった。 きっかけは2011年1月、グループヒプノセラピー。...